はい、今年も行ってまいりました吐噶喇!刻を忘れさせる島、吐噶喇。その名の響きだけで冒険心をくすぐられます。
台風4号の発生に伴って一時は危ぶまれた今回の釣行だったのだが、天気図とにらめっこしながらなんとか無事に生還できたので簡単にまとめてみます。
まず我々を拒んだのは九州南部に停滞する梅雨前線だった。5時間弱かけて車で南下する我々にとって雨のハイウェイはかなりキツイ。
鹿児島に入ってからの豪雨は特に酷いもんだった。視界も悪くなり、一時は渋滞。
トンネルに差し掛かるとほんのり幸せになれるほどだった。
鹿児島市内に到着。いつものファミレスで夕食を済ませたあと、荷物を預け22時乗船。今回のメンツは松本、おかとも、影竿山田、クウルの4人。台風はまだまだフィリピンの東海上だが、前線の影響で屋久島を過ぎると若干の時化が予想された。寝てしまえばこっちのもんだと、缶ビールをグイッとやって朝に備える事とした。明日は、昼間の磯は無理でも夜は凪ぎそうなのでどうにか竿は出せそうだ。僕らの仲間はどっちかというと潔い。決して無理はしない。というより、十島丸に乗り込んだ時点で若干ひと安堵したりするもんだ。・・・大人なのだ。・・・子どものような。
7時過ぎ、中之島が見えて来た。カツオドリの大群が出迎えてくれた。いいじゃないですか〜!(笑)
今回は民宿に泊まる。とりあえず磯の状況をみるため玄関先で準備を始めた。
大将に状況を伺うと、三日前からトビが入りだしており親も居るという。どうやらイソンボが付いてるということ。
「昨夜もクーラー2つに満タンよ」と。。。いいじゃないですか〜!(笑)
風裏でやれそうな磯を一カ所やってみた。
早々に山田氏が小ぶりのGTをキャッチ。他、カスミアジはたまに出るが乗らないという悔しい状況が続く。
僕にも2発出てくれたが、ノセらんなかった。
弁当食って宿の近くをちょろっとやったが、うねりが魚との距離を詰めさせてくれない。松本が10kgほどのGTにやられる。凪なら穫っていただろう。その後いったんあがり、夕方まで休憩することにした。
そして・・・
今夜宴はあるのか・・・。無いのか・・・。
ナイトゲームに突入。
つづく・・・